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コラム

失敗しない家づくり必勝術 あなたにとって最適な構造・工法とは?

あなたにとって最適な構造・工法とは?(2012年5月)

構造・工法の総合的な判断をしましょう

201205141605_3.jpg一般の住宅の構造には、大きく分類すると三つあります。それは、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造(RC造)の三種類です。3つの構造にはそれぞれいろいろな工法が存在しますが、ここでも柱で持たせる工法と壁で持たせる工法の2種類に大別することができます。木造では、柱で持たせる工法が在来軸組み工法であり、壁で持たせる工法が2×4工法です。木質パネル工法も壁で持たせる工法のひとつになります。鉄骨造では、骨組みが軽量鉄骨と重量鉄骨と2種類あり、それぞれ柱と梁で構成され、特に軽量鉄骨の場合は、ブレース(筋交い)が入ってきますので、在来軸組み工法の鉄骨版とも言えます。鉄筋コンクリート造では、柱、梁がコンクリートで構成され、やはり柱でもたせるやり方と低層住宅に多く見られますが、壁で持たせる工法(壁式)とに分けられます。
 
それぞれ一長一短ありますが、一番の特性は構造を柱で持たせているか、壁で持たせているかによる違いです。広いリビングや大きな開口(サッシ等)、2台並列して停められる車庫等が、家づくりにおいて優先順位が高ければ、壁で持たせる工法よりは、柱で持たせる工法が有利になり、木造よりは鉄骨造、RC造となります。どうしても壁で構造をもたせる工法では、壁量が一定以上必要になり、大空間はとりづらくなるからです。また壁式の工法は必要な壁が、外壁まわりだけでなく、内側の間仕切り壁の中にも存在するので、将来の間取りの変更の際、どうしても取り除くことができない壁がでてきて、変更の自由度が失われやすくなります。
 
これは、間取りの適応性や増改築の適応性のほんの一つの参考例です。決して壁式工法が劣っていると言っているわけではありません。断熱性能や現場での品質の精度等は、一般的に壁式の方が優れているといわれています。また、その特徴を比較する上で欠かせないのが価格でしょう。そしてすべてが自身の家づくりにおいて最適だと思えても、施工ができなければ何の意味も持ちません。そういう意味では施工性というのも前提条件となります。このように、構造・工法を選択する際には、敷地の形状、道路の幅員などによる施工性を前提に、総合的な判断が必要となります。
  

最適な構造・工法を見つけるためには?

201205151019_1.jpg一般の個人住宅においては、しっかりとした施工をすれば、どんな構造・工法を採用しようともそれほど耐久面や性能面において、建物の安全性や人体に影響を及ぼすような問題はないように思います。しかし、将来のライフスタイルにおいて、両親の面倒を看なければいけないとか、数年後には子供が独立するとか、二世帯同居が確定しているというような状況であれば、構造・工法を慎重に選択しなければなりません。また、敷地の持つ施工状況によっては、無理な構造・工法もあるでしょうし、予算上の選択も余儀なくされる場合ももちろんあるでしょう。それぞれの構造・工法には、耐火、耐震、耐久、防音、断熱等の性能面やプランの自由度、増改築のしやすさ、施工状況、建築費用等それぞれに長所、短所があり、あなたにとって最適な構造・工法を見つけるためには、こうした特徴を充分に理解し、選択をすることが大切です。

 
 
ネクスト・アイズ株式会社 小野代表
 
 

 

 
 

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