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コラム

失敗しない家づくり必勝術 ハウスメーカーで建てる

ハウスメーカーで建てる(2012年9月)
 

ハウスメーカーさんの家づくりの特徴

ハウスメーカーで建てるイメージ画像1

ハウスメーカーさんとの家づくりは、家づくりに対してそれほどこだわりがなく、時間も手間もあまりかけたくない、もしくは確固とした家づくりに対するものがないのでいろいろな提案を受けたいという方に最適です。担当する営業マン次第というところもありますが、あなたの家づくりのポイントを的確に捉え、一番ストレスを感じることなく家づくりを進めていくことができるでしょう。逆に、設計、素材も含め、家づくりにこだわりを持っている方はストレスを感じることになるでしょう。
わかりやすさと手軽さ、これがハウスメーカーさんとの家づくりの最大の魅力です。
 

ハウスメーカーさんを工法別に分類する
A. 木造軸組み工法
住友林業、積水ハウス、菊池建設、谷川建設
B. 2×4工法
三井ホーム、住友不動産、三菱地所ホーム
C. 木質パネル工法
ミサワホーム、エスバイエル、スウェーデンハウス
D. 鉄骨プレハブ工法
積水ハウス、旭化成ホームズ、ダイワハウス、パナホーム
E. 鉄骨ユニット工法
セキスイハイム、トヨタホーム
F. PC工法
大成パルコン
 

ハウスメーカーさんとの家づくりのチェックポイント
チェック1) ハウスメーカーの家づくりの成功の秘訣は優秀な営業マンと出会うこと
ハウスメーカーで家づくりを行なう上で、最大の成功の秘訣は、信頼できる営業マンといかに出会うかということです。信頼できる営業マンと出会える機会は通常は展示場しかありえません。しかしながら、ハウスメーカーの組織上、展示場では最初に接客した営業マンが担当者として登録され、お客様に選択権はありません。ではどうすればよいか。これだと思う営業マン以外は記名しないことです。もしくは信頼できる知人、友人から優秀な営業マンを紹介してもらうことが必要となるでしょう。
チェック2) 工法別の特質を知り、自分に適した工法の決定をした上で絞り込むこと
ハウスメーカーを大別すると構造によって分類できます。それは木質系か鉄骨系かPC(プレキャストコンクリート)の3種類です。もう少し細かく分類しても、木質系が在来工法と2X4工法に分かれるだけで4種類になるだけです。建物が完成してしまうと構造がなんだかわからなくなってしまうので、展示場では外観デザインや内装の雰囲気で選んでしまい勝ちですが、工法それぞれが持つ特徴を理解し、あなたの家づくりの優先順位を照らし合わせれば自ずと数社に絞られてくるのです。住友林業とへーベルハウスと大成パルコンと競合させてどうやって比較検討し、決定するのでしょうか。
ハウスメーカーで検討する場合は、自分の家づくりに適した構造を決定するところからはじめましょう。
チェック3) 契約前に必ず上司(責任者)に会うこと
工務店や建築家と家づくりをする場合は、必ず社長もしくは代表者と面談し、決定するはずです。ところがハウスメーカーだけは、担当者もしくは担当者の直属の上司に会うだけで契約行為がなされてしまいます。ハウスメーカーは大きな組織だから仕方がないと思われるでしょうが、これでは、契約後にトラブルが発生しても担当者の中でうやむやになってしまいます。営業も設計も建設も組織の中では一社員ですから、何か問題が起こってもなんとか上に問題がいかないよう担当者レベルで解決しようとします。そのうち手遅れの自体になってしまうのです。ハウスメーカーで家づくりをする場合、社長は無理でも、少なくても営業所の所長さん、もしくは支店長さんのようにある程度決裁権を持った人に契約に立ち会ってもらうことは必要なことでしょう。
チェック4) 家づくりがスピード優先になりがち。納得するまで考えよう
ハウスメーカーでの家づくりはスピード優先になりがちです。徹底的に顧客のニーズを研究し商品化されていますから、あらゆる提案が短時間にでてきます。その提案も心地いいタイミングでかつ選択性があり、説明をする人(営業)も場慣れしています。時間と手間を掛けたくない人にはすばらしいシステムだと思いますが、どんなに手間をかけたくない人でもこれでいいやという妥協はあとで失敗するもとです。少しでも疑問に思ったりしたら立ち止まる勇気を持ちましょう。鉛筆を買うのとは訳が違います。納得するまで考えたり、質問をしてみましょう。
チェック5) 契約までは標準仕様。後でのオプション追加に気をつけること
ハウスメーカーの家づくりは、外装、内装、設備が商品化されていますから、いくつかの特別な要望を除いては標準仕様で見積もり算入され、契約がされているケースが多いようです。こうした契約の場合、必ず契約後の詳細打合せをした場合、変更要望がでてオプション追加金額も発生することになるので要注意です。最初はそれほど気にならなかったものが、ショールームをいろいろ見たり、打合せをしていくと、どうせ数千万円の買い物をするのだからこちらの方がいいと変更したくなる気持ちがでてくるからです。どんなにおまかせタイプの人でもそうですから、建築費の5%~10%程度の追加金額の予備費をあらかじめ計上しておくことが必要です。 

 
家づくりの流れを知ろう!
ハウスメーカーで建てるイメージ画像2 チェック1) プランの提案
ハウスメーカーでは、ご要望のヒアリングを営業(設計が同行する場合もある)が行ったあと、1週間~2週間(規格型の商品の場合は1週間、自由設計型では2週間)で最初のプランが提案されます。その後もほとんど1週間以内でプランが提案され、ほぼ3回~4回で基本プランが確定されます。工務店と違い、商品としての標準仕様がありますから、あなたに最適と思われる仕様・設備関連をきれいなプレゼンボードや模型、パース等にして総合的に提案しますので、あなたの家づくりがわかりやすくイメージされます。この点がハウスメーカーで家づくりをした場合の最大の利点でしょう。
チェック2) 見積り金額の提示
ハウスメーカーでは、ひとつひとつが商品であり、仕様・設備もいくつかのパターンを持っています。したがって、常にその価格は見積り用のCAD(コンピューター)にインプットされており、提案された図面に連動されています。したがって概算見積りと詳細見積りの区分がなく、最初のプラン提示から詳細見積りが提示できるようになっています。概算見積りをしいて提示するとすれば、担当営業マンがいままでの経験上から作成し、営業手法の一環(客の見極め)として提示する場合が多いようです。またこうしたことからも、詳細見積りの提示は、最初のプラン提示の時か、契約を迫る最後の方かは担当営業マンの胸算用次第ということになるでしょう。
チェック3) 請負契約
基本プランが確定され、詳細見積りが提示されると、次のステップとしては請負契約になります。ハウスメーカーではプラン要望のヒアリングから請負契約までは、2ヶ月位が平均というところでしょうか。工務店で3ヶ月から4ヶ月、建築家で最低6ヶ月かかるのと比較するとここまでは早いペースです。とりあえず契約してからという契約優先というきらいは若干ありますが、すべてが組織化された仕組みだからできるわざでしょう。納得して進んでいる方には何も問題はありません。
チェック4) 詳細設計
請負契約がなされると、詳細設計へと進んでいきます。ここまでは営業が手取り足取りあなたの家づくりをサポートしていきますが、ここから実質営業が徐々に離れていき(最後まで担当者および調整役は営業ですが)、実質の担当者は、設計へとバトンが渡されます。営業から引き継いだ内容をもとに設計者が各部屋の詳細、仕様・設備の確認、空調・換気計画、給排水、電気、ガスの配管詳細、照明・カーテン、外構計画に至るまで詳細の確認作業に入っていきます。また、現場の施工状況のチェック、施工スケジュール等現場担当者(建設担当)も登場してきます。
チェック5) 着工から引渡しまで
最終的な詳細図面が完成すると、着工前に現場担当者(建設担当者)が紹介され、工程スケジュールおよび施工上の確認作業にはいります。この時点で設計担当者から現場担当者へさらにバトンが渡されます。もちろん営業も立会いますが、実質設計担当者はここからあまり登場しなくなります。何回かの社内の検査には立会いますが、建築家でいう施工監理という仕事は現場担当者に引き継がれます。 つまり、近隣への挨拶からはじまり、地鎮祭、着工、上棟、現場の検査および打ち合わせは現場担当者が中心となります。 
チェック6) アフターメンテナンス
引渡し後のアフターメンテナンスについては、現場担当者ならびにCS室(カストマーサービス)が受持ちます。各ハウスメーカーによって異なりますが、通常アフターメンテナンス基準というものがあり、何の不具合がなくても6ヶ月、1年、2年点検の最低3回程度は連絡があり、訪問して施工状況のチェックをしてくれます。このあたりもシステムが完成されておりハウスメーカーの家づくりが安心できると言われるゆえんなのでしょう。


<ハウスメーカーの家づくりのメリットを知る>
1.会社の規模が大きく、社会的な信用があり安心できる。
2.住宅展示場がエリアごとにあり実体験でき、
  またカタログ等も豊富でイメージがつかみやすくわかりやすい。
3.銀行や税理士などの資金的なお世話や、仮住まい、
  引越しにいたるまでしっかりと提携先があり、すべてまかせられ安心できる。
4.デザイン力があり、プレゼンテーションが早くてわかりやすい。
5.営業、設計、建設がそれぞれ教育されており、しっかりしている。
6.品質が安定しており、施工もしっかりしている。
  またアフターメンテナンスなど引渡し後のサービスも充実している。
 
<ハウスメーカーでの家づくりのデメリットを知る>

1.どんな家づくりの夢を持つ人に対しても、自社の商品しか売ることができない。
2.プラン、仕様等が自由設計を選択しても、いろいろな規制があり、
  思ったほど自由にならない。
3.広告宣伝費用、展示場経費、人件費のコストがかかるため、
  一般的に工務店と比較し価格が高い。
4.見積書に一式見積もりが多く、詳細が不明瞭に見える。
5.契約までは標準仕様、契約後に詳細打ち合わせを実施するので、
  あとからの追加金額がでやすく、変更したものは割高となる。
6.会社は利益第一、営業マンはノルマがきつく歩合制で、つまり営業が強引になりがちとなる。
7.担当(営業、設計、建設)がそれぞれ分担制で、コミュニケーションがとりづらい。
8.実際に建てるのは工務店であり、その下請けの工務店に技術の差がある。

ネクスト・アイズ株式会社 小野代表
 
 

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