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コラム

税金・補助金 知っていれば得する! マイホームを建てるとお得な制度を一挙公開

マイホームを建てるとお得な制度を一挙公開(2016年6月)

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「住宅ローン減税」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないかと思います。住宅ローンを組むと減税が受けられるというお得な制度です。この他にもマイホーム購入を有利に進めることができる制度がいくつかあります。ご紹介する制度を使って少しでも負担を減らし、有利にマイホーム購入を進めてください。


【1】今使える、マイホームを建てるとお得な制度

住宅ローン減税は住宅ローンを組むと所得税・住民税から減税が受けられるという制度ですが、住宅ローン減税の他にも、マイホームを購入した人が使えるお得な制度はいくつかあります。まとめると以下のようになります。


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今回は「住宅ローン減税」、「すまい給付金」、「フラット35Sの金利引き下げ」の3つを取り上げて解説します。
 

【2】金利を実質ゼロにできる?住宅ローン減税

住宅ローン減税は、年末の住宅ローン残高の1%分にあたる金額を、所得税から減税できるという制度です。1年あたり最大40万円(長期優良住宅等は最大50万円)の減税が受けられ、所得税から引ききれない分は住民税からも減税できます(ただし、住民税の減税額は最大で136,500円となります)。


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※( )内は長期優良住宅などの場合の最大減税額
※所得税から引ききれない分は住民税から減税可能(1年あたり最大136,500円)
 

マイナス金利の影響もあり住宅ローンの金利は下がり、1%未満になることも多いです。例えば大手都市銀行の変動金利では0.625%となっています(最優遇金利の場合)。1%未満の金利でお金を借りて、1%の住宅ローン減税を受けられるわけですから得をする場合もあります。 ここからは具体的な例で考えてみましょう。例えば年収450万円の人が2,500万円の住宅ローンを金利0.625%で借りる場合を考えます(返済期間35年、元利均等返済とします)。所得税は8万円、住民税は17万円払っていると仮定し、今年の年末の住宅ローン残高は2,436万円とします。1年目の住宅ローン減税額を計算すると以下のように、216,500円となります。
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※年末住宅ローン残高の1%にあたる金額yは243,600円だが、所得税から減税できる金額は80,000円、住民税から減税できる金額は136,500円となり、結局住宅ローン減税は216,500円となる。
 

一方、1年目に払う利息の合計を計算すると154,416円となりました。この例の場合「住宅ローン減税」の金額216,500円の方が「その年に払う利息の合計」154,416円よりも大きくなります。2年目以降も計算するとやはり以下のように「住宅ローン減税」の金額の方が大きくなります。住宅ローン減税を受けられる最初の10年間の金利は、実質ゼロ以下になっていると言えるでしょう。ただし住宅ローンの金利は途中で上昇しないという仮定で計算しています。金利が途中で上昇すると必ずしも「住宅ローン減税」の金額が「その年に払う利息」を上回らなくなる可能性もあります。

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【3】すまい給付金、フラット35Sの金利引き下げ

マイホームを建てるとお得になる制度のうち、住宅ローン減税以外でよく使われるのは「すまい給付金」と「フラット35Sの金利引き下げ」です。ここではこの2つを簡単に解説しておきます。

 すまい給付金は年収510万円以下の人がマイホームを購入すると最大30万円の給付金を受け取れる制度です(年収510万円というのは目安で厳密には都道府県民税の所得割額で判断します)。消費税率が8%になってからできた制度ということもあり、このすまい給付金を知らない人も多いです。年収の条件を満たす人は忘れずに使いたいですね。

【消費税率8%の時のすまい給付金】

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※神奈川県は他の都道府県と住民税の税率が異なるため、所得割額の金額は他の都道府県と異なります。収入額の目安は同じです。

次にフラット35Sの金利引き下げについて解説します。マイナス金利になり住宅ローンの金利は下がりましたが、特に金利低下が見られるのが固定金利タイプの住宅ローンです。固定金利の代表格がフラット35ですが、一定の条件を満たす住宅を建てる際にフラット35を使うと「フラット35S」が使え、10年間(もしくは5年間)、0.3%の金利引き下げを受けられます。



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借入金額3,000万円、返済年数35年(元利均等返済)という条件でフラット35SのAプランを使う場合、下記のように、金利引き下げがない場合と比べて総返済額で約80万円得することがわかります。なおこのシミュレーションで使っているフラット35の金利1.08%は2016年5月の金利(返済年数21年以上、融資率9割以下の場合の最低金利)です。

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なお、固定金利タイプの住宅ローンを選ぶ場合、必ずしもフラット35Sが最も有利になるということではありません。マイナス金利になり、一般的な固定金利型の住宅ローンも金利はかなり低くなりました。固定金利を選ぶ場合、フラット35Sと他の固定金利型住宅ローンとを、金利だけでなく、諸費用を含めたトータルな支払額についても比較し、有利なものを選択する必要があります。 今回見たように、住宅購入をお得に進められる制度があります。制度の詳細については、お近くの工務店を探して相談してみるのもよいでしょう。
 

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監修・情報提供:
株式会社FPアルトゥル 井上光章 (CFP®、1級FP技能士)
Ⓒ2016 Next Eyes.co.Ltd 役立つマイホーム基礎知識は
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本記事に掲載しているテキスト及び画像の無断転載を禁じます。
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